「思いやり」を表現できる看護実践者の育成を目指して
メッセージ
K教員
仙台医療センター附属仙台看護助産学校
教員を目指したきっかけを教えてください
 以前より看護基礎教育に関心がありましたが、副看護師長の経験を通して人材育成の大切さを再認識し、教員を志望しました。看護師の仕事は責任が重く大変なことも多いですが、患者さんとの日々の関わりから感じることや学ぶことは、看護師としてだけではなく、人間としての自分を成長させてくれる、尊くかけがえのない経験です。そのような看護師の仕事の楽しさややりがいを、これから看護職を目指す学生の傍で共に学び、共に成長しながら、伝えていきたいという気持ちが1番のきっかけです。
教員のやりがいを教えてください
看護基礎教育とは、「思いやり」や「配慮」の実践教育と感じています。学生との関わりやこれまで新人看護師を育成した経験から実感していることは、看護の「知識」「技術」「態度」における「態度面」醸成の難しさです。いかに対象に関心を寄せ、個別性のある質の高い看護を実践できるかは「思いやり」や「配慮」の実践教育が大きく寄与すると考えます。実態が捉えにくい態度面の醸成を、学生の行動変容(「主体的に学習するようになる」「他者と積極的に関わるようになる」「生命の尊さを体感し倫理的感性が高まる」等)として表れた時に、教員のやりがいを感じています。
PAGE TOP
MENU