看護の臨床経験があるからこそできる基礎看護教育があります
メッセージ
H教員
北海道医療センター附属札幌看護学校
教員を目指したきっかけを教えてください。
 自分が看護学生だった頃は、看護教員は優秀で高い志を持つ雲の上の存在であり、自分の将来像とはほど遠いものでした。助産師として勤務し看護学生の指導に携わる中で、様々な困難を抱えたまま看護の楽しさが伝わらない場面に遭遇し、自分の指導力や臨床での限られた関わりに限界を感じることが多くなりました。もっと、同じ看護の道を志す後輩を応援したい。その為には教員として看護基礎教育に携わることが必要なのではないかと考え、教員を目指しました。
教員のやりがいを教えてください。
 現在の基礎看護教育は新カリキュラムやICT化の推進、価値観の多様化等、自分たちの受けてきた教育とは大きく変化し、日々、創意工夫と自己研鑽が必要です。しかし、大変なことばかりではなく、個性豊かな学生達の成長する過程は輝きの連続であり、その場面に関わることが出来る喜びはとても大きなものです。学生たちは臨床での出来事を目を輝かせて聞き入ります。臨床の看護経験者だからこそできる基礎看護教育がここにはあります。また、学生が職業人として成長するための支援を、学校職員全員で取り組む一体感も、大きなやりがいにつながっています。
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