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MEDICAL SERVICE BUSINESS

診療事業
国立病院機構が担う医療
国立病院機構が担う医療

地域における医療に一層貢献するため、都道府県が策定する医療計画を踏まえ、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病及び精神疾患の5疾病並びに救急医療、災害時における医療、へき地の医療、周産期医療及び小児医療(小児救急を含む)の5事業を中心に、地域連携クリティカルパルを始め地域の医療機関との連携強化を図っています。

政策医療の適切な実施

国民の健康を守るため、国を挙げて取り組まなければならない医療に対し、我々国立病院機構は全国的なネットワークを展開し、医療提供体制の充実を図っています。

政策医療ネットワーク
政策医療ネットワーク

各病院ごとに図の19分野を政策医療分野とし、先駆的な医療や難治性の疾病等に関する診断・治療技術等の機能強化を進めるため、「診療」、「臨床研究」、「教育研修」、「情報発信」が一体となった医療提供体制の充実を図っています。
そして、同じ政策医療分野を担当する施設群がその果たすべき役割を適切かつ効果的・効率的に遂行する観点から、全国的な政策医療ネットワークを構築していくこととしています。

地域連携等の推進

地域医療の質の向上のため、地域との連携を強化し、医療機関相互の適切な役割分担、機能連携を進め、効率的な医療提携体制の確立を目指しています。

EBMの推進

国立病院機構のネットワークを十分に活用し、情報データベースの構築等により情報を共有化し、EBM(Evidence Based Medicine:科学的根拠に基づく医療)を推進しています。

臨床評価指標

手術後の生存率などの診療成績は、専門家以外には分かりにくいものです。そこで国立病院機構は、病院間の比較もできる26指標を開発。平成18年度から計測結果を公表し、病院間で切磋琢磨してより質の高い医療を目指しています。

クリティカルパス

誰しも病気は早く治したいもの。国立病院機構では、より短期間で、より効果的な医療を提供できるように、計画的な治療を進めるための「クリティカルパス」(診療計画書)を積極的に活用しています。さらに回復期のリハビリなど地域医療機関との連携も視野に入れた「地域連携パス」の導入にも取り組んでいます。

患者満足度向上のための取組
  • 分かり易い説明と相談しやすい環境づくり
    クリティカルパスを用いた説明の実施。医療相談室等の設置。医療ソーシャルワーカー(MSW)の設置。
  • 患者の治療方法の選択、疾病への理解に貢献
    セカンドオピニオン制度の活用(全国129か所の病院に窓口を設置)。
  • 患者の利便性の向上
    患者満足度調査を実施し、その結果を踏まえサービスの改善を実施。
    (予約制の導入、診療受付時間の延長、紹介患者の事前カルテ作成、待ち時間の掲示、職員に対して接遇研修の実施など)
医療安全対策の充実

安全な医療を提供できるよう、職員一丸となって日々努力しています。

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